米国株がおすすめされているけど「わざわざ米国株に投資する理由がわからない」「なんとなく難しそう」と思っていませんか?
私は今でこそ米国株をメインの投資先にしていますが、最初は日本株から始めましたし米国株なんてインテリのためのもの。と思っていたこともありました。しかし食わず嫌いはもったいない。
米国株がおすすめされるのは明確な理由があり、とくに会社員として働きながら資産形成を検討する個人投資家にはピッタリの投資先といえるでしょう。
すでに日本株に投資しているけどなんとなく米国株に興味がある方や、完全に投資初心者の方など、米国株は万人におすすめできる投資先です。
米国株について理解を深め、実際に投資を始めることで資産形成の一助になれば幸いです。
米国株がおすすめな理由3選
そもそも米国株がおすすめされる理由はなんでしょう。米国株に投資しているとドヤれてカッコいいと理由ももちろんゼロでありません笑
ですが、我々日本人でも米国株に投資した方がいい明確な理由が存在します。
米国株はずっと値上がりしている!そしてこれからも値上がりする可能性が高い
米国株はずっと値上がりしています。
日本で失われた30年といわれる1990年頃からの30年で、NYダウのパフォーマンスはおよそ10倍まで成長しました。
ITバブル崩壊やリーマンショックを経験しながらも復活する米国株の力強さが目立ちます。
日本市場は30年間横ばいだったことを考えると、米国株を買わないなんてもったいないと言わざるを得ません。
もちろん米国株の今日までの値上がりはたらればで、値上がりした後ならなんとでも言えます。
しかし、おそらく米国株が値上がりする傾向はこれからも続くでしょう。
理由のひとつが米国は先進国で唯一、今後も人口増加が予想される消費者大国だからです。
米国の人口は2030年には3.5億人、2050年には3.8億人を超えると予想されています。
人口が増えれば消費活動が盛んになり、労働生産力が維持さます。また日本とは異なり年金などの社会保障を担う層が多く存在するため社会保障負担が過度になりません。
つまり、国民にのしかかる税負担が少なく、税金が適切に再投資されて経済成長につながる可能性が高まるのです。
これから人口が衰退していく日本にとっては羨ましい限りです。
1株から少額で取引ができるので投資初心者でも安心
米国株は日本株に比べて少額で取引できます。理由は米国株は1株ずつ購入できるから。
日本株の場合は100株単位のまとまった単位でしか購入できない仕組みです。
そのため、1株1000円だとしても、100株分購入するためには最低10万円が必要です。
1000円×100株=10万円
私のような一般の会社員がまとまった資金を準備するのはそもそも大変ですし、買いたくても株価が高くて手が出せない状況は投資意欲が削がれます。
お小遣いやボーナスをコツコツ貯めて、いざ買おうと思ったらすでに値上がり利益を得るチャンスを逃した。という経験をしたことがある方もいるかもしれません。
近年、各証券会社ごとに1株から日本株を購入できるサービスは提供されているものの、購入できる銘柄が制限されていたり、取引コストがかかるなど使い勝手は正直イマイチ。
一方、米国株は一流大企業からマニアな小型株まで、すべて1株ずつ購入できます。
1株ずつ購入できれば株の売買がしやすいためリスク分散の観点からも優れており、理想のポートフォリオを作りやすい特徴を持ちます。
少額で取引できる仕組みは、お小遣い性の会社員を含めた全投資家にとって本当にありがたい環境です。
株主還元の意識が高く、投資の法整備が洗練されている
米国は株主還元を重視する企業文化が根付いており、日本企業と比べると配当利回りが高い傾向にあります。
配当回数も日本企業は年1回~2回に対し、米国株は年4回と配当金を受け取れる回数が多く設定されています。
なお、日本では独自の文化として商品券や物、企業の製品やサービスで還元される株主優待と呼ばれる制度がありますが、米国にはありません。
株主還元は全て配当金です。
現金重視かつ数字重視のシビアな数主に応えるために、企業もできる限り配当を増やそうと努力する傾向にあり、株主還元の意識が高いです。
50年以上増配を続ける優良企業も多く存在しており、配当利回りで稼ぎたい投資家にとって米国株は魅力的な存在といえるでしょう。
50年以上増配を続ける企業の例
- 66年:プロクター・&・ギャンブル
- 66年:スリーエム
- 61年:コカ・コーラ
- 61年:ジョンソン・エンド・ジョンソン
- 50年:ウォルマート
業績が良い年も悪い年も、雨の日も風の日も積極的に株主還元の姿勢を貫いてきた連続増配企業であれば、今後もしっかり配当金を出す可能性が高いでしょう。
まとめ:投資初心者ほど米国株投資がおすすめ!まずは1株購入してみよう
本記事では、高配当株投資で米国株がおすすめされる理由を紹介してきました。
しかし、いくら理由を聞いても身銭を切って自分で購入してみなければ中々良さには気づけないものです。あまり深く考えずに、まずは実際に少額から米国株投資を始めてみましょう。
きっと米国株投資の魅力に気づくはずです。
まだ、証券口座をお持ちでない方は証券口座を作る必要があります。おすすめはSBI証券、楽天証券のいずれかです。
NISAなどのお得な制度も活用できるので、おすすめの証券口座で資産運用を行い将来の不安や老後のお金の問題をサクッと解決してしまいましょう。
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