高配当株投資で日本の銘柄に投資するメリットが知りたい!基本もあわせて解説

「高配当米国株投資関連の書籍が豊富だけど日本株はイケてないの?」「日本の企業を投資で応援したい」と感じている方もいるでしょう。

ずばり、日本の高配当株への投資もおすすめの手法です。本記事では高配当株の基本や日本株に投資するメリット、銘柄選定のポイントについて解説しています。

特に日本に住む個人投資家にとっては高配当日本株に投資する意味は大きく、おすすめされるままに米国株一本やりを貫けばリスクも増大します。

ぜひ、高配当日本株への投資を検討するきっかけになれば幸いです。

目次

高配当株とは何か?を理解しよう

高配当株とは高い配当金を出す株式のこと

高配当株とは株主に還元する配当金をしっかり出す銘柄のことです。配当金は1株当たりの配当金を株価で割って算出します。


例えば年間配当金が100円、株価が2000円の場合、配当利回りは5.0%です。一般的には4.0%~6.0%を超える配当利回りが高配当株の目安とされています。


私はこの配当金が最強の不労所得として大好きなので、配当利回り5.0%以上を目安にした強気のポートフォリオを作っています。

日本株の中でも高配当銘柄が人気の理由

日本は米国に比べると株主還元の意識が低いとされてきました。米国は景気が良い年も悪い年も配当金を出し続け、株主に還元する企業がゴロゴロしています。マサラタウンのポッポぐらいいます。

一方、過去の日本企業は業績により減配や無配など、配当金を出さずに企業を守る傾向が見受けられましたが
近年、株主還元の姿勢を示す企業が増えてきました。


さらに2009年のリーマンショック以降、日本の投資家は高い株価上昇よりも毎年安定した収益を求める投資家が増加したと言われています。


大きなキャピタルゲインを目指す投資手法では株価が暴落した際に大きなダメージを受けますが、配当金は暴落時の影響が少なく安定したキャッシュフローが期待できるからです。


私も投資を始めた際はダブルバガーやトリプルバガーを目指して企業探しに奮闘していましたが、今はそんなことはしません。安定した配当金があれば心の余裕が生まれますし、何より嬉しいので高配当株投資を主力のスタイルにしています。

増配株との違い

高配当株が高い配当利回りを出す銘柄に対して、増配は年々配当金を増やしている、もしくは減配しない銘柄のことです。増配は将来の成長が期待できる銘柄であるケースが多く、成長が見込めるうちは配当金を増やして株主に還元します。

たとえば会社員として働いている方は、毎年給料が値上がりしたら嬉しいですよね?逆に給料下げられたら仕事のやる気も下がるはずです。

増配されるという事は、会社員としてのお給料が増える事と同じと考えてOK!
増配年数が長い企業であればあるほど、将来にわたって比較的安心して配当金を受け取り続けられる可能性も高くなります。


高配当日本株投資のメリット

安定した収益が期待できる

高配当日本株投資最大の魅力は、安定した収益が期待できることです。配当金は会社の業績の影響を強く受け、業績が大きく悪化しない限り比較的安定した収入となります。

また、私たちの日常使いの紙幣は円である点も大きなポイントでしょう。
高配当米国株も魅力ですが、どうしても為替の影響を受ける怖さがあります。

例えば為替が円高に動くと、配当金を円換算した場合の手取りが少なくなるデメリットが米国株にはあります。
その点を踏まえても、高配当株で日本の銘柄を保有するメリットは大きいでしょう。

株価上昇の可能性もある

安定したインカムゲインだけでなく、株価上昇によるキャピタルゲインも期待できます。
配当金を継続して出し続ける企業は業績が安定している傾向にあり、将来的に株価が上昇した場合
売却すれば大きな差益を手にできる可能性もあるでしょう。


私はひたすらに配当金を積み上げていくスタイルなので、個別株の売却はあまり実施しませんが値上がりした銘柄を売却してキャピタルゲインを得られれば、精神的に大きな満足感を得られます。

また、生み出される配当金を再投資し続ければ複利の効果も働き、保有株数が増えていき資産価値も上昇します。投資期間が長いほど株価上昇による資産形成の効果を享受できるでしょう。

高配当日本株の銘柄選定のポイント

安定した業績と継続性

高配当銘柄を選ぶ際の最も重要なポイントは、企業の業績が安定しており、継続して業績を維持できる体力を持っているかどうかです。経営基盤の強い企業が中心でしょう。


業績の変動が小さく安定的なキャッシュフローを生み出す企業であれば、継続して高い配当金が期待できます。

逆にいくら配当金が高くても業績が安定せず、配当の額がコロコロ変わるような企業には投資しない方が無難です。

適正な評価とキャッシュフローフロー

高配当株への投資を検討する際は、株価が適正な水準にありキャッシュフローの状況が良好であることが求められます。キャッシュフローが十分に確保されていれば、安定した経営の原資となるからです。

逆に言えばキャッシュがない企業は簡単に倒産してしまいます。お金があるかどうかは企業にとっての大きな生命線です。

キャッシュフローは投資アプリなどで簡単に確認できるので、投資前の判断に活用しましょう

長期的な視点が必要

高配当株投資のメリットを最大限享受するためには、長期的な視点で運用を続けることが肝です。
目先の株価を追い短期的な売買を繰り返すと、手数料を払い続けて資産が目減りする恐れがあります。

そのためには一にも二にも分散投資。
一極集中は避けて、複数の銘柄に分散させつつ長期保有の姿勢を保つことが重要です。

私は一度買った高配当銘柄は数十年保有し続けるつもりです。もはや家族。病める時も健やかなる時も保有し続けて安定した配当金を継続して受け取りつつ、配当金を再投資して資産の拡大を目指しています。


まとめ:高配当日本株で安定した収益を手に入れよう

高配当日本株への投資は、安定した不労収入を長期にわたって確保できるメリットがあります。
私は普段会社員なので、毎月給料をいただいていますが数千円、数万円の配当金を得られる嬉しさは思ったよりも大きいです。単純にお小遣いが増額されたようなものですし、投資額を増やせば配当金も右肩上がりでウキウキです。

もちろん高配当米国株も保有していますが、日本で生活を続けることや為替変動リスクを考慮し今後は日本株の比率を増やす作戦です。

ぜひ、お好みの高配当日本株を探して保有し、配当金による不労所得を体験してください。

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